沿革
明海シーガルスは2004年に設立されました。
当時、浦安市内で小学生女子がサッカーを行う環境はまだ少なく、男子チームに所属する一部の選手が、男子と一緒にプレーせざるをえない状況でした。全国でも、女子選手の登録数は1990年代半ばをピークに20,000人前後で伸び悩み、女子選手の活動しやすい環境整備が課題となっていました。
そのような中、明海FCは、浦安市内の小学生女子を対象に女子だけのサッカーチームを立ち上げました。女子選手が安心してプレーできる環境を提供することで、草の根レベルから女子サッカーの普及・発展に貢献することを志し、設立以降多数の卒団生を送り出してきました。
現在でも、浦安市における小学生女子サッカーを代表するチームの一つとして、市内外を問わず積極的な活動を続けています。2014年度からは、湾岸地域の女子サッカーのより一層の興隆を期して、市内外の女子チームによる明海招待少女サッカー大会を開催しています。
小学生世代の子供たちにとって運動は「脳・神経系の発達」と「筋・骨格系の発育」という面で非常によい影響をもたらします。子供たちが積極的に外遊びをする機会が減少している近年では、発達・発育に好ましい環境を意識的に確保することが重要になっています。
特に10才〜12才の時期はゴールデンエイジと呼ばれ、運動能力の爆発的な伸張が見られます。私たち明海シーガルスでは、そのようなゴールデンエイジ、またはプレゴールデンエイジの女子選手を対象に、サッカーという競技を通じて次の事項を重点的に取り組んでいます。
・女子選手が安心してプレーできる環境の確保
・世代や学区を超えた仲間とのつながり
・生涯スポーツを楽しめる心身の基盤作り
サッカーは世界で最も普及しているスポーツの一つです。サッカーを介して豊かなスポーツ文化に触れることで、子供たちの心身の健全な発達を図るとともに、世界に通じる海に囲まれた浦安市の立地を背景に、より広い視野と考え方に基づく自主自立した選手の育成を目指しています。
チームの特徴3つ
全学年が1つのチームとして活動する、それが男子チームにはない女子チームならではの醍醐味です。学年を超えたつながりは、OGも気軽に訪れてくれるように卒業後も続いています。また、発足の経緯からも分かるように、設立当初から明海地区だけでなく浦安市全域,近隣エリアから選手が参加しています。
チームの子供たちは、実はサッカー以外にも塾や習い事もこなしています。練習時間の設定が少ないと、習い事と重複して練習に参加できなくなることがあります。せっかくのモチベーションと今だけのゴールデンエイジを無駄にしないよう、明海シーガルスでは多めの練習時間帯を設定し、少なくとも週に1回、可能なら2回以上サッカーに触れる機会を確保できるようにしています。原則として、毎週土・日・祝日には必ず練習や試合が組まれています。
なでしこJAPANが注目を集めたとはいえ、女子選手が上の世代でサッカーを続けることはまだまだ簡単ではありません。そのため、小学生のこの時期に最大限にサッカーを楽しめるよう、練習やイベントなどでさまざまな工夫をしています。
スポーツである以上、「強さ」「技術」も大事です。しかし、それだけではない。
練習を通じて上達する。試合で活躍する。仲間と一つの目標に向かって努力する。そして時には思い切り遊ぶ。そういったいろいろな「楽しさ」をチームで体験できるよう、選手一人一人に向き合っての指導を心がけています。
活動概要
■練習
週2回程度(土・日・祝) 明海小または明海南小
原則毎週土曜日 13:00〜15:00 日曜日 9:00〜11:00
※可能な範囲でOK!他の習い事との両立も可能です。
■主な練習内容
身体の使い方(バランス、色々な走り方、視野の確保等)
基礎練習(ボールの扱い方、シュート、ドリブル、パス等)
戦術練習(状況判断、チームの決まりごと、試合の楽しみ方等)
■対外活動
浦安市内各種リーグ戦、トーナメント戦(全学年)
千葉県女子サッカーリーグ(高学年のみ)
その他、市内外チームとの練習試合や招待試合等にも積極的に参加しています。
■会費等
入会金 ¥2,000 / 月会費 ¥1,500
※その他、シューズ等の各種用品、合宿費が必要となります
初めは誰もが初心者ですのでまずは体験してみて下さい。
ボールが蹴れなくても、うまく走れなくても、楽しい仲間達と 一緒の時間を過ごすことが子供達にとってはかけがえのない財産となります。
そんな思い出を作れる場所を提供できるチーム作りを目指しています。