浦安市内1年生トーナメント 準々決勝
低学年(U-9)チームが浦安JSCとの激戦を制し、市内1年生トーナメント準決勝進出を決めました。
朝夕は涼しさを感じたこの1週間とは一転、土曜日は朝から蒸し暑くなりました。この日は男子1年生トーナメントの準々決勝に低学年チームが出場します。
暑さを考慮してアップは軽めに。…と思いきや選手は気合十分で、パントキック競争では張り切りすぎて明海球技場のネットを越えていってしまいました。まさかあんなに飛距離が出るとは。道路側でなくてよかった…。
さて相手は浦安JSCさん。足元のしっかりした技術に高いインテリジェンスもある強豪です。予想通り厳しい試合になりました。
前半は、最近ドッジボールに目覚めたという2年生選手に今後も見据えてGKを託したところ、これが大当たり。序盤からゴールに迫られますが、果敢な飛び出しで何度もピンチを防ぎます。そうやって紙一重で凌いでいる間に、こちらも相手のスピードに慣れてきたか、ようやく少しずつ攻めの形が見えるように。前半10分過ぎにCKが相手GKのファンブルを誘い、先制しました。
後半も一進一退。鋭い攻めにディフェンスの選手はピッチを駆け回ってピンチの芽を刈り取ります。前線では、厳しい寄せにも選手たちは身体を張って必死でボールをキープします。
そんな中、相手にもらったファウルからゴール正面でFKのチャンス。これを先ほど球技場ネットを越すキックをしてしまった選手が直接ゴールに叩き込み、2−0。そして終了直前にようやく目覚めたエースが左足でボレーを決め、3−0。準決勝進出を決めました。
勝ちはしたものの、試合後は疲れ果てて笑顔も言葉もありませんでした。こんなことはこのメンバーでは今まで経験がありません。チャンスを外した選手は悔しさで泣いていました。全力を絞り切るような真剣勝負を通じて、子供たちは心身の成長を遂げていきます。このチームは、もっともっと強くなれる。
だから、もっともっとボールを蹴ろう。もっともっと貪欲になろう。この日の試合は1試合だけだったので、時間のある選手たちはそのまま明海南小に移動して、高学年の通常練習に混じってました。
準決勝・決勝は10/10の予定です。