千葉県Gリーグ最終節
11/23勤労感謝の日に千葉県交流少女サッカーリーグ(通称Gリーグ)の今年度最終節が開催されました。今年を象徴する厳しい試合でしたが、今後を期待させる成長の兆しも見ることができました。
厳寒の八千代総合グラウンド
会場は八千代市の八千代総合グラウンド。浦安市を8時過ぎに車で出発して、約1時間程度で到着しました。昨年完成したばかりの素晴らしく美しいスタジアムです。スタンド下には立派なクラブハウスも備えられており、更衣室やトイレも綺麗です。近くには千葉県の女子サッカーの強豪校の一つ、八千代松陰中学・高校があります。いい環境だなあ。
広いグラウンドでは試合の準備が進んでいます。シーガルスメンバーもまずはお手伝い。ベンチ用の椅子を運ばせてもらいました。
しかしグラウンド上はおそろしく寒い!朝からの冷え込みに加え、河川敷にあるためか風が容赦無く吹き付けます。まだ11月なのに、寒さに震えながらアップします。
チビッ子軍団、走る
さてこの日はトレセンメンバー不在、さらに残る5年生4年生からも欠席者が続出し、スタメン半分以上が3年生以下という、ある意味Gリーグならではの戦いでした。3年生は来年度から高学年チームへ上がるので、今から8人制への適応を進めておくためにはいい経験の場だよね、と選手にも自分にも言い聞かせながらの試合です。
初戦の相手はNBSバンビーナさん。予想どおり出だしから相手に攻め込まれますが、シュートが精度を欠いていてくれたおかげで、失点はしたものの大崩れはせずに持ちこたえます。サイドの3年生が時折前に出ようとしますが、一人はかわせてもその後のサポートも押し上げも足りず、ほぼハーフラインを越えることもできませんでした。
後半は今まであまり経験していないポジションを試してみたところ、これが意外と当たり、ようやくゴール前シュートまで行ける場面が見られるようになります。結局チャンスらしいチャンスにはなりませんでしたが、それでも0−2と予想以上の健闘を見せてくれました。ナイスゲーム。
2戦目の対戦はアミーズFCさん。前週練習試合にお呼びいただき、割とハードに揉んでいただいた相手です(その時はGリーグで対戦するとはつゆ知らなかったのですが…)。さすがにスピード、体格に圧倒されたか、前の試合では(ある程度)できていたディフェンスが機能せず、大量8失点で敗戦となりました。
現在のシーガルスの選手はなぜか小さい選手が多いので、身体の大きい相手をどう止めるかが鍵になります。体格差である程度やられてしまうのは仕方ないとして、その部分をチームとしてどう連携してカバーしていくか。そしてその前提となる怯まない心と諦めない心をどう培っていくか。大きな課題ですが、この日のメンバーは最後まで戦う姿勢を失わず、点差のついた後半も果敢にドリブルで仕掛けようとしていました。5月6月の試合では心がへし折られていた子供たちが、あれから随分成長したものです。
試合の合間の一コマ
そして小さければこんな楽しみもあります。よくこんな隙間に…。
みんなよく頑張りました。