シーガルスの一番長い日〜明海招待少女サッカー大会

すっかり時間が経ってしまいましたが、2/25に開催された明海招待少女サッカー大会のレポートです。

決戦の朝

この日は明海FCとシーガルスにとって、一年で最も大事な日の一つです。早朝から各学年のコーチにご協力いただき、グラウンド整備。選手たちが怪我などなく実力を十分発揮できるよう、念入りに地面をならします。
 
 
第1試合は8:30からということで、選手たちも早朝から集まってアップに余念がありません。招待チームの面々も姿を見せ始め、徐々に大会の緊張感が高まってきます。
 
 

熱戦が続く予選リーグ

午前中は予選リーグ。青と橙の2リーグがそれぞれ明海小学校、明海南小学校に分かれて総当たりで順位を競います。シーガルスは青リーグです。
 
 
初戦の高洲ホッパーズ戦は、もはや伝統と言っていい立ち上がりの悪さが顔を出します。高洲さんは受験組の復帰で想像以上に守りが固く、後半は惜しいシーンもたくさんあったのですが、結局決め切れずに引き分けてしまいました。しかしその後の2試合は立て直して、6年生を中心にゴールを重ねます。その結果、得失点差で何とか予選リーグを1位で通過することができました。
 
 
午前の予選リーグの結果はこちら。
 

緊迫の決勝トーナメント

午後からは決勝トーナメントです。各リーグの上位2チームが進出します。シーガルスの対戦相手は磯辺FCベイフラワーズさんとなりました。予選リーグの最終戦でマリーナさんとの熱戦を制し、逆転で勝ち上がってきた勢いのある相手です。体格のいい選手を中心にした素早いサイド攻撃とロングシュートでたびたびゴールを脅かされますが、ディフェンスが集中して失点は許しません。そうして踏ん張っている間に6年生の力で後半に2点をもぎとり、2-0で決勝進出を決めました。
 
 
 
さて決勝は、3年連続同じ顔合わせとなる市川FCレディースさん。一昨年、昨年と苦杯を舐めさせられた相手です。私たちは、今年こそは!…と春から打倒市川を目指してチーム強化に取り組んできました。
 
 
前半はボールを支配されながらも、GK含む最終ラインがしっかり身体をはってくれて何とか凌ぎつつ、時折カウンターで相手陣内に攻めこむ姿勢を見せることができました。しかし、体格の優る相手に素晴らしいミドルを連発で叩き込まれ、0-2で折り返すことになります。
 
 
このままでは後のないシーガルス。ここでベンチは作戦を切り替えます。前半は最終ラインに配置した6年生コンビを前線に。リスクを承知で得点を奪いにいく狙いです。
 
 
狙い通り、明らかに前半よりチャンスが生まれゴールまで迫るシーンも増えてきます。しかし、地力に勝る上にメンバーを温存しつつ勝ち上がってきた市川さんに比べて、シーガルスはここまで主力をフル出場させており、さすがの6年生コンビも疲労の色が隠せません。最後まで1点を狙い、諦めることなく全員でボールを追いかけますが、ジリジリと点差を広げられ、最終スコアは0-5。優勝カップの奪還はまたも来年の宿題となってしまいました。
 
 
 
 

決勝戦を終えて

3年連続の準優勝。
 
悔しさもありますが、同時にここまでよくやってくれたな、という思いがあることも事実です。
 
ほぼ6年生でメンバーが組めた昨年と違って、今年はスタメンに3年生まで入っています。春、トレセンメンバーを欠いて初参加したGリーグで、市外チームに0−19と叩きのめされてから10ヶ月。ここまでの成長は想像以上でした。このチャレンジは、きっとかけがえのない経験として選手たちの財産になってくれることと信じています。
 
 
最後になりましたが、本大会の運営・開催にご協力いただいた保護者そして関係者のみなさま、当日お越しいただいた招待チームのみなさま、おかげさまで今年も無事に大会を全うすることができました。心から御礼申し上げます。
 
来年もまたお待ちしております。

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