低気圧

雨が降ったり止んだり、果たして練習できるのかと朝から空と天気予報アプリとにらめっこだった土曜日。どんよりと曇ってはいたものの、見計らったかのように、ちょうどガールズの練習時間だけは雨が止んでくれました。
 
いよいよ今月末に迫る草津合宿に向けて、3年生を加えた高学年チームは、ボールをつなぐメニューを中心に戦術的な練習を実施しました。
 
 
2年生以下は、基礎のリフティングから1対1、シュート練習、ミニゲームという初心者コースのメニューでした。
 
ボールを止める、蹴る、走るという技術や、相手より先にボールに触る、常にゴールを狙うといった意識の持ちようは、サッカーには欠かせない基礎です。そして、技術が意識に追いついてきたとき、きっと自分がびっくりするような世界が広がるはずです。
 
 
さてそんな2年生以下のミニゲームでは、色々なことがありました。
 
足を踏まれたことで泣いてしまった子がいたり。
お腹にボールが当たって泣いてしまった子もいたり。
 
いずれもサッカーであれば当たり前といえばその通りです。
でも、だからといって我慢を強制することはできません。
 
痛いものは痛いし、怖いものは怖い。
それは弱さではなく、自然なことです。
程度の差こそあれ誰にでもあることです。
 
だから、痛さや怖さを知った上で、
明日またグラウンドに来れたなら、
ほんの少しでも立ち向かう気持ちを持てたなら、
それは素晴らしい成長です。
 
 
もし工夫して逃げられるなら、逃げればいいでしょう。
 
ただどうしても逃げられないこともあります。
 
痛いときや怖いときに、自分の心や体はどうなるか。
泣いてしまったら、どうすれば切替えることができるのか。
例えばそんなことを理解することで、
我慢するよりもっと上手く付き合えるようになります。
 
 
というわけで、明日は体験会です。
今日泣いた子も、明日は元気な笑顔で待ってるよ!
 

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