師走を迎えての雑感

雨続きだった秋も、先週末からはようやく晴れてくれて、この機とばかりに試合が立て込んできています。この土曜日は、低学年チームが市内男子1年生リーグに参戦しました。

リーグ戦は甘くない

トーナメント戦で勝ち進んだおかげで、シーガルス低学年チームは、後期リーグ戦は強豪揃いの最上位グループに組み込まれることになりました。

さてその開幕戦は…なんと明海南小の参観日。トーナメント快進撃の主役だった3年生が全員欠席不可避という、ちょっと想定外の事態になりました。2年生メンバーに奮起を期待するしかない状況です。

厳しい状況こそ成長のチャンス…とはいうものの、完全にへし折れてしまっては立ち直るのに時間がかかります。ただ、先日の練習試合ではとてもいい試合をしていましたので、その流れを継続してくれることを期待して送り出しました。

結果は…残念ながら、初戦のホッパーズ戦はなすすべもなく大量失点。次戦のマリーナ戦はやや盛り返したものの、3戦目のマリーナさんとの再戦は、初戦に続けて大差をつけられての敗戦となりました。やはりこのカテゴリでは、連携やパスワーク以前に、個の力が大きくものをいいます。

しかしそれでも、最後の試合でも最後まで走り続けた姿は、本当に素晴らしかったと思います。取られたら取り返す。困っている仲間を助ける。2年生メンバーだけでも、チームとしての下地はしっかりとできつつあります。

次こそ、勝とう。

君たちは勝利に値するチームです。

 

「勝ち」と「負け」の間

結果が全てではありませんが、勝ち(=「望ましい結果」)と負け(=「望ましくない結果」)の間には明確に線があります。そして、サッカーには、結果がその線のどちらに倒れるかを決める、いくつかの法則があります。

勝敗を分かつそれらの法則は極めて普遍的で、サッカーやスポーツの枠を越えて適用できるものです。だからこそサッカーというスポーツは、あらゆる地域やカテゴリを超えて、世界的に普遍的なスポーツたりえているのだと思います。

選手たちには、サッカーという競技を通じて、どういう振る舞いが、どういう考え方が、どういう心のあり方が、望ましい結果をより近づけるのかを感じてほしい。そしてそれらを、自然に自分の一部にしていってほしい。最近はそんなことを考えています。

自ら考えて自ら経験したことは、ありがたい書物や説教よりも、ずっとよく身につくものです。

スタートは「楽しい」で構いません。
でも、それだけではもったいない。
サッカーは「競技」だから。

競技者として成長するための道筋は、練習で示します。

取り組むのは、君たち自身です。
試合も練習も、精一杯活用してください。

また来週から頑張ろう!

 

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