2018年明けました
新年の挨拶には少々遅れましたが、シーガルスの2018年がいよいよ開幕しました。今年もよろしくお願いいたします。6年生と同じグラウンドで過ごす時間も、あともう僅かです。
4年生リーグ戦
さて今年最初の活動は、1/6土曜日に開催された市内男子4年生リーグ戦です。この日は朝から厳しい寒さ。明海球技場についてみると、グラウンドの人工芝には霜が降りていました。
寒さに震えながらアップを行いました。
実は市内男子4年生リーグでは、昨年暮れからコーチのベンチ入りを制限して、試合を全て子供たちだけに任せよう、という取り組みが行われています。自分たちの頭で考え、自分たちで判断し、自分たちの力で戦い抜く。選手の自立を促という意味では、大変意義深い取り組みだと思います。
というわけで、明海シーガルスとしてはさらに一歩進めて、試合中だけでなくその前のアップから全て子供たちに任せています。一見遊んでいるように見えながらも、試合の準備はしっかりできていたようです。
自分たちで掴んだ初勝利
ネイビーチームは、ギャルソンさんと対戦。休み明けの割にはよく動けており、相手ゴール前まで迫るチャンスは何度もありましたが、シュートの意識が薄く、逆にディフェンスの一瞬のミスを突かれての一発に泣き、0-1で敗れました。
一方のホワイトチームは、見明川さんとの対戦でした。前半早々にコーナーキックから失点しましたが、選手たち自身でフォーメーションを修正し、そこから後半に3年生メンバーの2ゴールで逆転に成功。2-1で今年の初勝利となりました。
初蹴り!
午後からは、明海南小での通常練習でした。試合のなかった低学年メンバーも午後から合流して、全体としてはここからが今年の始動です。
今年最初の練習日ですので、最初は恒例の全員でシュート。それから少しボールの感覚を思い出させた後は、ひたすらミニゲームを回し続けました。午前中から試合に出ていた高学年メンバーも、バテバテになりながら最後まで頑張って走っていました。
そして練習後には嬉しい差し入れが待っていました。
ピザです!
そして温かいコーヒーやほうじ茶など…。冷えて疲れきった身体に沁みわたります。準備いただいた役員、保護者の皆さん、本当にありがとうございました。
小さいけれど大きな夢の実現
さらにもう一つ嬉しいニュースがあります。4年前に卒団したOGが、この日からシーガルスの練習をサポートしてくれることになりました。
彼女は現在はサッカーとは異なる競技をしていますが、再び戻った明海のグラウンドでは、現役時代同様にパワフルなプレイを選手たちに披露してくれました。そして周囲を安心させる暖かいオーラは健在で、早速選手たちにべったりと懐かれていました。
午前中の試合では、審判もこなしてくれていました。
正式なコーチではありませんが、私たちシーガルスの一つの夢であった、OG指導者の誕生への第一歩です。競技人口が比較的少なく、環境も限られている女子選手にとって、先輩たちの歩む道はロールモデルとして皆が関心を持っています。そして、トップカテゴリに進む以外にも、さらには選手としてのキャリア以外にも、サッカーに関わる道は数多くありますが、女子サッカーが競技として成熟し普及していくためには、そういったサッカーの様々な場面に女性がいることが当たり前となることが必要なのではないかと考えています。今後ますます増えていくであろうシーガルスOGたちの、それぞれの活躍を楽しみにしています。