秋の市内女子交流戦
快晴の土曜日は、半年ぶりの開催となった市内女子交流戦でした。浦安市の小学生女子選手を対象に、U-12とU-9の2カテゴリで開催されました。
シーガルスからは、3年生以上でU-12カテゴリに2チームで登録し、U-9カテゴリは2年生以下だけで1チームとし、計3チームで出場しました。
新しい競争のはじまり
U-12では、今回は合同チームが編成されなかったため、舞浜ファルコンズさんの5年生4人がシーガルスU-12のメンバーとして参戦することになりました。はじめは緊張気味でしたが、トレセンで顔見知りの選手もいて、徐々に打ち解けていきました。
高学年チームのこの日のテーマは、様々なポジションと役割に挑戦すること。今年のチームは、夏から市内トーナメント戦までは、ほぼ固定のスタメンで戦ってきました。その結果、どうしても出場機会という点では、選手によって偏りが出てしまう状況となっていました。
しかし、トーナメントも終わったことで、一つの区切りがつきました。この秋からは、新たなチーム作りがスタートします。
次の目標は、来年2月の明海招待少女大会です。これからチーム内での新しい競争が始まります。3年生も、秋からは主戦場を8人制のフィールドに徐々に移してもらいます。彼女たち新戦力も含め、全員横一線からのスタートです。
というわけで、マリーナガールズさんと高洲SCホッパーズガールズさんにお相手いただき、色々なチャレンジを試みました。
結果は、できたこともあり、できなかったこともあり。新しい舞台でイキイキと躍動する選手もいれば、逆に普段との違いに戸惑ってか、競争の意識が薄いのか、本来の力が出せない選手もいました。せっかくのチャンスなので、全ての選手に目の色を変えて取り組んでほしいところです。
もうレースは始まっているよ!
目を覚ませ!
戦い抜いた2年生チーム
さて、3年生がU-12カテゴリに出場したことで、U-9は2年生+未就学児というメンバーで臨みました。これまでずっと低学年チームは3年生主体でしたので、3年生がいない編成はおそらく初めてかな?
最初は合同チーム相手に2試合、非常にいい戦いを見せてくれました。逆転されてから追いついた初戦や、縦横無尽に駆け回った2戦目など、自信のつく試合となったはずです。
一方、最終戦の相手は、女子トーナメント低学年の部の覇者であるホッパーズさんでした。
ここで、所用で早退したメンバーがいたためやむなく3年生のヘルプを借りましたが、その3年生にはGKに専念してもらいました。
というのも、2年生メンバーは、全員この春からサッカーを始めたばかり。これまでの低学年の試合では、苦しい時はついキャリアも技量も上の3年生に頼る姿勢が目立っていました。
勝てる相手や余裕のある相手には、いいプレイをすることは分かっています。だから、自分たちより大きくて強い相手を前に、フィールドに自分たちしかいない状況で、どういう戦いをするのかを知りたい。そういう考えの下、あえてコーチは選手にも相手が強いことを伝えプレッシャーをかけて、試合に送り出しました。
結果は、やはり点差こそつけられましたが、最後まで誰も下を向くことなく戦い抜いてくれました。全員で身体を張って、よく走りよく守り、チャンスがあれば抜け出してシュートまで持っていくこともできていました。仲間同士で声も掛け合い、応援観戦していた保護者の方も驚くほど、逞しい心を見せてくれました。
ありがとう。
もっともっと練習して、もっともっと上手くなろう。そのための道筋は、コーチたちがしっかりとサポートします。
サッカーの楽しさも悔しさもたっぷりと味わえた1日になったと思います。