8都県サッカーフェスティバル、県予選初戦
暑い!
会場は、梅雨明け直後の強い日差しがそそぐ市原スポレクパーク。人工芝のグラウンド上は、少し動くと汗が吹き出るほどの蒸し暑さとなっていました。
初戦の対戦相手は強豪のFC Yachiyo Girlsさん。今年はまだ対戦したことがなく、どんなチームなのかよく分からない状況でした。
アップに向かう途中、目の前では松戸FCさんとアミーズFCさんの熱戦が…。白熱した点の取り合いに、ついつい目が奪われてしまいます。
気になって仕方ありませんが、切り替えて自分たちの試合に集中…。
さあキックオフ
試合は、開始直後から何度もピンチをむかえます。いつもなら早々にやられてもおかしくない展開でしたが、GKが落ち着いて最初の山を何とかしのぎました。相手の身体の強さと速さに若干手を焼きつつも、時間の経過とともに徐々にペースを掴み、その後は一進一退のまま、前半0−0で終わりました。
後半は、点を取りに行く布陣に変更。この判断が功を奏し、波状攻撃からのこぼれ球を拾ってのシュートが決まり、待望の先制点を手にします。その後は、相手の圧力を増した反撃にさらされますが、4年生2人を含むDF陣が身体を張って守りきり、1−0で初戦を突破することができました。
応援いただいた保護者・関係者の皆さん、ありがとうございました。
本戦出場に向けて
来週は松戸での準々決勝です。
その準々決勝の相手は市川FCレディースさん。過去一度も勝ったことのない格上の相手ですが、勝負はやってみるまで分かりません。下馬評を覆してW杯予選リーグ突破を決めた日本代表のように、チャレンジすることでチャンスを掴みとれるよう、しっかり戦ってきます。選手たちは、ここまでもそうしてきたように、次の舞台でも自分たちの力で道を切り開いてくれることでしょう。
明海シーガルスは、トレセンチームでもなければ合同チームでもない小さな町クラブです。それでも、地域の大勢の先輩方や保護者の皆さんの応援のおかげで、今回初めてこの歴史ある8都県大会にエントリーすることができました。
今、私たちが願っていることは、今年だけでなく、来年も、そのまた次の年も、この舞台に立ち続けられるチームであり続けたい、ということです。その意味でも、出場しているメンバーだけではなく、ベンチメンバーも含む全員が一丸となって、本戦出場を目指します。
試合後、明海南小に戻ってみたら低学年の練習中でした。というわけで、4年生メンバーを中心に練習に合流し、一緒にミニゲームで汗を流しました。
君たちが主役になる時代は、もうすぐです。