U-9市内女子トーナメント連覇
殻を破ろうとしている選手たちの姿が垣間見えた意義深い大会でした。またまた遅くなりましたが、9/25に開催された女子トーナメントの低学年の部(U-9)の結果です。
前日までの雨が上がり蒸し暑くなる中、1回戦のマリーナFCガールズさん、準決勝の合同チーム・ヴィーナスさんとの対戦を勝ち上がり、決勝は合同チーム・ミネルヴァさんとの対戦。この試合を2−0で制し、このカテゴリは2年連続での優勝となりました。試合結果はこちら。
選手たちは前週の六実カップの悔しさを乗り越えて掴んだ栄冠です。コーチとしても、今回の優勝は非常に意義深いと感じています。
ディフェンスで身体を張り続けてくれた選手。中盤でフィールドを走り回ってくれた選手。前線で、あるいは後方から相手の守りをこじ開けてくれた選手。ベンチからしっかり試合を見て、応援してくれた選手。どの選手も自分たちの役割を果たし、チームは一丸となって戦うことができていました。
そして、飛ばなかったキックを特訓して、力強いシュートでゴールを量産した選手。地道にリフティングを続け、芸術的な足技からループシュートを決めてくれた選手。普段は点取り屋なのに、GKとしてチームを支えてくれた選手。全て上げればキリがありませんが、選手たちは一つずつ努力と挑戦を積み重ねて、自分の殻を破りつつあります。
今年の低学年メンバーは、草津遠征やGリーグなど高学年の大会にも参加するなど、高い壁にチャレンジしてきました。叩きのめされたことも一度ではありません。ですが、選手たちはその経験から確実に成長を掴み取ってきました。
今回の優勝は、そんな選手たちへのご褒美でしょう。おかげでチームとしてまたもう1年トロフィーを預かることができました。
おめでとう!
ところで浦安市は女子サッカーという観点から見て比較的恵まれた環境ですが、近隣エリアも含めて考えれば女子チームの数は決して多くはありません。やはり、女子選手が安心してサッカーを楽しめる環境が身近になければ、女子サッカーの普及はありえません。ブームではなく文化に。特別なことではなく当たり前に。この選手たちに負けないように、大人である私たちも挑戦していかなければと強く思いを新たにしました。
最後になりましたが、大会運営いただいた関係者の皆さま、対戦いただいた各チームの皆さま、応援に駆けつけていただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。