低学年向けメニュー:正しい走り方を身につける

秋晴れの日曜日、低学年(+酒豪ズ)の通常練習の模様です。今日は基礎的な走り方やボールの運び方を確認しました。

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正しく走る姿勢とステップ

どんなスポーツでも共通ですが、正しい走り方は基本中の基本です。状況によってどういう走り方が正しいかは異なるのですが、基本的なパターンを押さえておけば試合中の様々な状況に対応することができるようになります。

(1) 背筋を伸ばし、顔を上げること。
試合中に素早く正確に周りの状況を見ることができます。足下ばかり見ていても状況に応じたプレイはできません。

(2) 腿を高く上げて腕をしっかり振ること。
特に肘を後ろに強く引くことを意識すると、体のひねりが自然に生まれ、推進力が増します。

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(3) ダッシュと素早いステップを自由に組み合わせられること。
ドリブルで抜く、マークを外す、などなど、試合中は緩急をつけた走りが重要です。また、密集した状況では、細かいステップで周りの選手をかわす身のこなしが求められます。

(4) 前を向いたまま前後左右に動けること。
サッカーは前に走るだけではありません。前後左右あらゆる方向に動く必要があります。そしてその際には、ボールや相手から目を切らないことが必要です。そのためのサイドステップ、バックステップを身につけます。

走り方には他にもいろいろありますが、今日のメニューはこんなところでした。

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基本的な走り方は、どんなスポーツにも応用することができます。特に低学年の年代で身につけることができると、将来の大きな財産になると思います。

ジグザグドリブル〜ボールタッチ

次はコーンを回るジグザグドリブルです。

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これはまあサッカーの練習では定番中の定番ですね。とはいえここにも一工夫。

コーンの配置はランダムになっていて、スピードを上げるところと細かいタッチで抜くところと、メリハリをつけるようにしています。

コーンを単純に等間隔で配置するとリズムが一定になってしまいます。それでもボールタッチは上達しますが、実際の試合では相手に読まれやすいドリブルになりがちです。試合を意識して、なるべくリズムの変化を自分でつけられるように工夫しています。

また、インサイドやアウトサイドだけでなく足の裏なども使うことで、いろいろな局面に対応できるスキルを身につけるようにしています。

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新メンバーはさすがに苦戦していましたが、慣れればすぐにクリアできるようになるでしょう。一緒に練習してくれているママさんチーム(酒豪ズ)メンバーも、繰り返し練習してどんどん上手くなっています。

実戦でおさらい!

それらを踏まえて、実戦メニューを行います。今日は1vs1でスタート。1vs1はサッカーの全ての基本です。ボールに向かう姿勢、相手との駆け引き、前に進む意志。直前の練習で確認したボールタッチを対人で繰り返し実践することでより磨き上げていきます。

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この年代でも、すでに男子との接触を嫌がる女子選手は多くいます。また、上手くできないことを気にする選手もいます。女子選手同士だから安心して練習できるということは、特にサッカーをはじめたばかりの子供たちにとって、女子チームならではの大きなメリットだと思います。管理人(私)の長女も、はじめた頃は男子と一緒なんて無理!と言っていましたが、今では明海FCの男子の練習に参加させてもらっていたりします。

さて1vs1で感覚を確かめた後は、2vs2、ミニゲームとさらに実践的に進めていきました。

今日もおつかれさま!

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